コメディカル部門 リハビリテーション科

リンパ浮腫になった時のリハビリテーション

リンパ浮腫とは、体を流れるリンパ管(節)が何らかの影響によって閉塞され、リンパ液の流れが滞っておこる浮腫をいいます。その多くは、がんに伴うもので、乳がんや婦人科がん(子宮がん、卵巣がん等)、前立腺がんなどの手術や放射線治療によって起こります。
しかし、必ずなるというものではありません。また、がん以外にも火傷や感染症、先天性による影響でリンパ浮腫を発症することもあります。リンパ浮腫は難治性ですが、重篤化しないように早期に発見し、うまく付き合いながら生活できるよう専門のセラピストによる適切な治療を受けることができる環境が大切です。万が一リンパ浮腫になった場合でも対応してもらえる医療機関での治療をお勧めします。

当院で行なっているリンパ浮腫の指導と治療

・リンパ浮腫に関する指導
当院では、乳がんの手術を受ける場合(リンパ節郭清を行う場合)にリンパ浮腫に関する指導を行っています。このリンパ浮腫指導は、手術後に少しでもリンパ浮腫になる可能性を減らすための日常生活における工夫や注意点などを指導するものです。乳がん以外でも、婦人科がんや前立腺がんなどの手術を受ける場合にはリンパ浮腫を発症する可能性はあります。リンパ浮腫についてのご相談は、主治医又は担当看護師、リハビリテーション科までお問い合わせください。

・リンパ浮腫の治療
リンパ浮腫の治療は、複合的治療が中心で「スキンケア」「リンパドレナージ」「圧迫療法」「圧迫下での運動療法」「日常生活指導」などを組み合わせて行います。治療には熟練した技術が必要になり、国際リンパ学会では150時間以上のカリキュラムを修了し専門資格を取得したセラピストによる治療を受けることを推奨しています。当院には専門のセラピストを配置していますので、治療をご希望される場合は、当院の主治医にご相談ください。

前のページに戻る